青い春

2001年/日本/1時間23分/
ジャンル:ドラマ
監督・脚本:豊田利晃製作:三宅済ニ/山下喧人/日下部孝一/仁平幸男/豊忠雄/撮影:笠松則通
美術:原田満生 音楽:上田ケンジ 衣装:宮本まき江
原作:松本大洋(小学館刊「週刊ビックコミックスピリッツ」)
出演:松田龍平/新井浩文/高岡蒼佑/大柴裕介/山崎裕太 /忍成修吾/塚本高史/EITA/山中零/
    英玲奈/仲島武士/竹永嘉隆/KEE/KENTA/小泉今日子/マメ山田
ストーリー
 男子校・朝日高等学校の卒業式の日。ワルの先輩たちが、3年間の恨みを晴ら そうと、教師を追いかけて
走っている。そんな風景を屋上から眺めているのは、新学期から3年生になる久篠(松田龍平)、
久篠の幼なじみ、青木(新井浩文)、眼鏡の雪男(高岡蒼佑)、野球部主将の木村(大柴祐介)、赤い
Tシャツをちらつかせる大田(山崎裕太)と“使いっぱ”の吉村(忍成修吾)、彼らはそこで、青空を
バックに、ポーズを決め、皆で記念写真を撮った。屋上には、もっと空に近い場所――最屋上があり、その
壁面には「しあわせなら手をたたこう」と大きな落書き。そこで彼らが楽しむのは、柵の外に立ち、
手をたたいた回数を競う通称“ベランダゲーム”。空は快晴。失敗すれば校庭にまっさかさま――回数が
多いほど、肝が据わっていることの証しとなり、勝者として学校を仕切るのが習わしの伝説の ゲームだ。
そのゲームで8回の新記録を出した久篠だが、彼にとっては“ゲーム”も“学校を仕切る”という事も、
無意味でどうでもいいことだった…。
 
 

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