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| 2001年/日本・韓国 |
| ジャンル:ドラマ |
| 監督:行定勲 製作:佐藤雅夫/黒澤満 脚本:宮藤官九郎 撮影:柳島克巳照明:高屋齋 |
| 美術:和田洋 音楽:めいなco. 原作:金城一紀(講談社刊) |
| 出演:窪塚洋介/柴咲コウ/大竹しのぶ/山崎努/新井浩文 /村田充/畑山田隆人/キム・ミン/ |
| ミョン・ケナム/山本太郎/大杉漣/塩見三省/萩原聖人 |
| ストーリー |
| 杉原は高校3年生。あだ名は“クルパー”。普段はまったく意識しないが韓国の国籍を持ついわゆる |
| 「在日」。未だに将来の夢も進路も決まらず、バスケ部を辞めて以来、喧嘩しかすることがない。中学 |
| までは民族学校に通っていたが、広い世界を見たくなり、意を決して日本の普通高校へ入学した。3年前、 |
| 杉原の父・秀吉は、ハワイ旅行をきっかけに国籍を“朝鮮”から“韓国”に変えた。秀吉は元ボクサー、 |
| 幼い頃からボクシングを叩き込まれた杉原も、喧嘩では現在24連勝中。記念すべき初勝利の相手は、 |
| 今やすっかり仲良くなったヤクザの息子の同級生・加藤で、杉原がへし折った鼻を整形したら女にモテ |
| はじめたというハッピーな男。杉原のまわりには他にも、線路に飛び込んで電車と競争する命がけの肝試し |
| 「スーパー・グレート・チキン・レース」で杉原以外の唯一の生存者タワケ先輩や、杉原とともに民族学校で |
| 教師たちから目の敵にされ続けた元秀(ウォンス)などクセ者がたくさんいた。彼らとつるむのも悪く |
| なかったが、杉原が親友と呼べるのは民族学校開校以来の秀才・正一(ジョンイル)だけだった。音楽、映画 |
| 小説…何だって詳しい正一とくだらない冗談を交えながら喋るのは本当に楽しい時間だった。 |