おぎゃあ。

2002年/日本
ジャンル:ドラマ
監督・脚本:光石冨士朗製作:中嶌仁/広田隆幸脚本:野依美幸/玉城悟撮影:高橋聡照明:若泉泰啓
美術:秋田谷亜矢子音楽:遠藤浩二配給:ジーピー・ミュージアム/アースドリームカンパニー
出演:岡本綾/三浦涼介/阿久根裕子/光石研/比留間由哲 /藤木勇人/佐々木すみ江/塩見三省/
    萩原聖人/余貴美子
ストーリー
木枯らし吹く東京。喪服姿の若い女性が白い布に包まれた骨壷を小脇に抱いて いる。「たった一人の家族、
バアバが死んだ」。幼い頃に「両親は死んだ」と聞かされていた仲里花(岡本綾)。彼女は19才の現在
までに祖母と二人で暮らしてきた。だがバアバ(佐々木すみ江)が天国に召される直前、花に告げた。
「自分の 骨は故郷・浜比嘉に返して欲しい。そしておまえが4才の時に男を作って逃げた母親・幸子
(余貴美子)を訪ねるがいい」と。母親が生きていたことを知り仰天する花。そんな彼女の胎内には新しい
命が芽生えていた。3か月前から行方不明になっている恋人ハヤト(比留間由哲)の子供である。混乱を
抱え誰にも相談できず、ひとりぼっちになった花の不安はつのるばかり。そんな時、ハヤトから手紙が
届く。「花、元気かあ?いま俺、浜比嘉に来ている。いいところだぞ…」。ハヤトは以前バアバから浜比嘉の
話を聞いていたのだった。数日後、花はバアバのお骨を手に沖縄県・浜比嘉島の幸子の家を訪ねる。だが
花は決めていた。母親に会うつもりは全くないと。ただバアバの願いを叶えたいだけ、そして自分はハヤトを
探し出さなければならないと。やがて幸子の家の縁側にバアバの骨壷を置くと、花はその場を立ち
去った…。
 
 

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