オーロラの彼方へ

FREQUENCY/2000年/アメリカ/1時間57分
ジャンル:ドラマ
監督・製作:グレゴリー・ホブリット製作:ホーク・コッチ/ビル・カラロ/トビー・エメリッヒ脚本:トビー・エメリッヒ
撮影:アラー・キヴィロ美術:ポール・イーズ音楽:マイケル・ケイメン衣装:エリザベッタ・ベラルド
出演:デニス・クエイド/ジム・カヴィーゼル/エリザベス・ミッチェル/アンドレ・ブラウワー/ノア・エメリッヒ
ストーリー
誰よりも先に火の中へ飛び込み、誰よりも後に現場から去る勇敢な消防士。それが、 フランク・サリヴァン
(デニス・クエイド)という男だった。 1969年10月10日、地下変電所の火災で命がけの人命救助を
やり遂げた彼は、妻のジュリア(エリザベス・ミッチェル)と、6歳の息子ジョン(ダニエル・ヘンソン)が待つ
クイーンズの自宅に戻って来た。 プレスリーのレコードをバックに、妻と踊るフランク。そんな両親の姿を、
はにかんだ笑顔を浮かべてみつめるジョン。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。 ちょうど
その時期、NY上空に出現した不思議なオーロラの光に照らされているかのように。 だが その2日後、
一家は思いがけない悲劇に見舞われる。倉庫火災に出動したフランクが、脱出に失敗して命を落とした
のだ。「別の脱出ルートを使えばフランクは助かっていた」 という隊長の言葉を聞いて、無念な思いを
募らせるジョン。幼い彼の胸には、自分を「チビ隊長」の愛称で呼び、とびきりの愛情を注いでくれた父を
失ったショックと悲しみが、深く刻みこまれていった。それから30年後。ジョン(ジム・カヴィーゼル)は
NY市警の刑事となり、父の親友だったサッチ(アンドレ・ブラウワー)とコンビを組んでいた。 フランクの
命日が2日後に迫るなか、再びNYの空に現れたオーロラは、ジョンの思いを自然と父に 向かわせた。もしも
父さんが生きていたら……。そう考えなかった日は、これまで1日たりとてない…。そして奇跡は起きる。
1999年のジョンは、1969年の自分の父と無線を通じて話ができたのだ。今なら父の命を救える!
 
 

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