リプリー

THE Talented Mr.Ripley/1999年/アメリカ/2時間20分
ジャンル:サスペンス
■2000年アカデミー賞5部門ノミネート■2000年ナショナル・ボード・オブ・レビュー監督賞受賞
■2000年ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞受賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)
■2000年イギリスアカデミー賞(BAFTAフィルム・アワード)7部門ノミネート
監督・脚本:アンソニー・ミンゲラ製作:ウィリアム・ホルバーグ/トム・スタンバーグ 撮影:ジョン・シール
美術:ロイ・ウォーカー 音楽:ガブリエル・ヤレド原作:パトリシア・ハイスミス(角川文庫刊・河出文庫刊)
出演:マット・デイモン/グウィネス・パルトロウ/ジュード・ロウ/ケイト・ブランシェット/フィリップ・シーモア・
ホフマン /ジャック・ダベンポート/ジェイムズ・レブホーン/セルジオ・ルビーニ/フィリップ・ベイカー・ホール/
セリア・ウェストン/フィオレッロ/ステファニア・ロッカ/リサ・エイヒホーン
ストーリー
すべては、一着のジャケットから始まった。
1958年、ニューヨーク。上流階級が集うガーデン・パーティで、トム・リプリー(マット・ デイモン)は、
造船業界の大物ハーバート・グリーンリーフ(ジェイムズ・レブホーン)と出会った。ピアノの伴奏に雇われた
トムが着ていたのは、プリンストン大学のエンブレム付きジャケット。これに目をとめたグリーンリーフは、
「56年卒業なら息子のディッキーと同じだ」と、声をかけた。実はジャケットは借り物で、トム自身は
雑多なバイトで食いつなぐ生活を送っていたのだが、真実を口にするのもはばかられ、とっさにディッキーが
知り合いであるかのように装ってしまう。そんなトムに、グリーンリーフがある申し出を した。イタリアに行っ
たまま帰国しないディッキーを、連れ戻してほしいというのだ。報酬は1000ドル。このとき、ディッキーが
モダンジャズのファンだと知らされたトムは、調子を合わせようとレコードをあさって知識を仕入れ、一等
船室の乗客になった。船は、無事ナポリに到着。出入国審査のとき、アメリカの名家の令嬢メレディス
(ケイト・ブランシェット)と知り合いになったトムは、出来心から自分がディッキー・ グリーンリーフだと
名乗る。それが、のちに自分自身への危険な罠になるとも知らずに…。
 
 

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