タイムマシン

TIME MACHINE 2002年/アメリカ/96分
ジャンル:SF
監督:サイモン・ウェルズ脚本・共同製作:ジョン・ローガン撮影:ドナルド・M・マカルピン
製作:ウォルター・F・パークス/デイビッド・バルディズ美術:オリバー・ショール音楽:クラウス・バデルト
衣装:ディーナ・アプル/ボブ・リングウッド 視覚効果監修:ジェイムズ・E・プライス
特殊効果監修:マット・スウィーニー モーロック特殊メイク:スタン・ウィンストン・スタジオ
配給:ワーナー・ブラザース
出演:ガイ・ピアース/サマンサ・マンバ/ジェレミー・アイアンズ/オーランド・ジョーンズ/マーク・アディー /
    シエナ・ギロリー/フィリーダ・ロウ/オメーロ・マンバ
ストーリー
1899年冬・ニューヨーク。大学で教鞭をとる若き科学者アレクサンダー・ハーデゲン(ガイ・ピアース)に
とって、恋人のエマ(シエナ・ギロリー)との今日のデートは特別だった。結婚の申し込みをしようと決意して
いたのだ。エマは、身なりにもかまわず女友達もいないアレクサンダーに、親友のデイビッド・フィルビー
博士(マーク・アディー)が紹介してくれた女性だった。美しく快活なエマは、アレクサンダーの学問への
情熱を理解し、堅物で世間知らずの彼を暖かい愛情で包んでくれている。 その日、スケート場でエマと
待ち合わせたアレクサンダーは、近くの公園を散歩しようとエマを誘い、彼女の誕生石であるムーン
ストーンの指輪を渡して結婚を申し込む。ひたすら研究に没頭する暮らしを続けてきた彼は決して裕福で
なく、ダイヤモンドを買う金はなかったのだ。その指輪をエマは心から喜び、二人は永遠の愛を誓う。
その時、木立の陰からピストルを持った強盗が現れる。しかしエマは、もらったばかりの愛の証である
指輪を渡すことを拒む。指輪を奪おうとする強盗とエマはもみ合いになり、アレクサンダーはエマを助ける
ために割って入る。その時強盗のピストルの引き金が引かれ、エマの胸に命中してしまう。雪の中に
倒れたエマは、そのまま息を引き取った…。 その日からアレクサンダーは、憑かれたように研究に
没頭する。食事も満足に取らず、着替えもせず、その目には狂気じみた光が宿っていた。アレクサンダー
の下宿の女主人であるウォチット夫人(フィリーダ・ロウ)と親友のフィルビー博士はそんな彼を心配し、
エマを失った悲しみから何とか立ち直らせようと慰め、助言する。しかしアレクサンダーは二人の声に耳を
貸そうとしない。彼が研究していたのは、「あの日」に戻って過去を変えるための機械、つまりタイムマシン
だったのだ…。
 
 

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