座頭市

2003年/日本/115分
ジャンル:ドラマ
監督・脚本:北野武製作:森昌行/齋藤恒久撮影:柳島克己照明:高屋齋美術:磯田典宏
音楽:鈴木慶一衣装:黒澤和子配給:松竹/オフィス北野
出演:ビートたけし/浅野忠信/大楠道代/夏川結衣/ガダルカナル・タカ /橘大五郎/大家由祐子/
    岸部一徳/石倉三郎/柄本明
ストーリー
その日、三組の旅人が同じ宿場町に入った。まずひとりは金髪頭に 朱塗りの杖を持った盲目の居合の
達人・座頭市(ビートたけし)。街道筋でヤクザたちにからまれるが、一瞬にして切り捨てる。二組目は
服部源之助(浅野忠信)と妻おしの(夏川結衣)。浪人の身だが腕は 立つ服部は、殿様の師範代の身分を
訳あって捨ててきた男。病気のおしののために用心棒の働き口を探していた。そして三組目は、旅芸者の
おきぬ(大家由祐子)、おせい(橘大五郎)姉妹。彼女たちの三味線には仕掛けがあった。糸がはずれて、
人の首をしめられるようになっているのだ。やがて飲み屋「的屋」で服部と市は初めて出会う。
「お前、ただのあんまじゃねぇだろう」「あんたも、血の匂いがするぜ」。とんでもなく腕が立つ二人は、その
抜きん出た強さゆえに、やがて命をかけて対決せざるをえない宿命にあった。宿場町を仕切っているヤクザ
・銀蔵(岸部一徳)一家の用心棒となった服部。銀蔵とつるんでいる扇屋を仇の一人と踏んで近づくおきぬと
おせい。銀蔵一家が仕切る賭場で大立ち回りを演じた市。同じ日にこの町にやってきた、訳ありの三者の
運命の糸はやがて絡み合う。銀蔵一家、そして服部との壮絶な戦いに挑む座頭市。問答無用の戦いが
幕を開けようとしていた…。
 
 

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