9/29 さすがに寒い〜〜♪
十五夜だというのにあっつい関東であるが、いよいよ北海道行きがやってきた
月末からの二泊三日、千歳・登別方面への修学旅行である
生徒17名全員参加の道中と相成った
とにかく飛行機が初めての生徒数名、どういう状態になるか家庭も学校もまったく読めない
動物が苦手の生徒は、事前学習のクマ牧場からパニック気味
初めての場面にすばやく適応できない生徒が過半数と言うなか
ありとあらゆるアクシデントを想定していくつもの行程表を作っていく
ゴンドラに乗れなかったら、別のルートを確保しておこうとか
クマ牧場に入れなかったら別行動で散策できるところを確認とか
ホテルの食事が集団でできないときは、特別に部屋で食べられるよう連絡とか
遊覧船で酔いそうな子はどうしようとか、噴火跡に走り込まれたらどうしようとか
杞憂と思える細かいことまで計画立てした事前準備
特に一番気がかりだったのは、子供のころに乗った飛行機でパニックを起こし
母親が怪我までしてしまったという生徒。。。今はクラスで二番目に成長
搭乗口近くにある特別室でぎりぎりまで待機できるよう手配
飛行機に乗らなかったら。。。座席に座らなかったら。。。
飛び立った後でシートベルトをはずしてしまったら。。。中でパニックになってしまったら。。。
ありとあらゆる場面を想定して航空会社とも連絡を取り合う
あちらは「色々なお客様がいらっしゃいますから、大丈夫ですよ」といたって寛容
ただ、離陸時、ベルト着用時にベルトをはずし動き出すことがあれば空港に戻る
それだけは動かせない規定だそうだ
最終的に、保護者に一時間ほど空港で待機してもらう、
だめな場合は教員が一人保護者に引き渡し、後発で追いかけてくることとした
そのほかにも不登校で今年度二日しか登校して来ていない生徒
本人は行く気になって入るが、どうサポートしていくか。。。とか
行くことは行けると思うが、外泊できないかもしれない生徒。。。とか
保護者がすぐ北海道まで引き取りに来ると協力を申し出てくれその計画で進める
いよいよ当日、いいお天気にも恵まれ相変わらず蒸し暑い一日が始まっている
欠席連絡は一軒もなし、みんな思ったより落ち着いて集合
搭乗口の持ち物検査に引っかかりパニックを起こしそうになった生徒がいたが
すぐ後ろにいた校長が同じく止められ、それでかえって落ち着いたという場面もあった
件の生徒も何事もないようにスムーズに搭乗、みんな窓の外をのぞいたりリラックス
ホッとしていたら、離陸時の爆音に驚き泣き叫ぶ生徒数名、硬直する生徒数名
ま、その程度でよかったよかった。。。(^▽^;)
温度差10度の北海道だが、日差しは強く日中はやはり暑かった
でも、湿度が低い分とても過ごしやすい〜〜♪
ともあれ、色々こまごまありましたが、怪我人病人の一人もなく、途中リタイヤもなく
全員で楽しい思い出とともに帰ってこれたことが大収穫だったかな
これが終われば現場実習。。。厳しい現実がてぐすね引いて待っている。。。