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雨が降り続く中、横断歩道を渡る人たち=東京・渋谷駅前で6日午前9時24分、川田雅浩写す |
<大雨>東北、東日本の太平洋側、広範囲で 警戒呼び掛け (毎日新聞) 紀伊半島の南海上で発達中の低気圧の影響で、関東地方や東北地方の太平洋側を中心に、6日朝から広範囲で大雨となった。7日にかけて中国地方から東北地方で大雨が続くとして、気象庁は6日、土砂災害や河川のはんらんなどに厳重な警戒を呼びかけた。 降り始めから6日午前9時までの総雨量は▽奈良県上北山村で391ミリ▽東京・三宅島で278ミリ▽和歌山県那智勝浦町で257ミリに上った。 7日正午までの予想24時間雨量は、いずれも多い所で▽東北太平洋側300ミリ▽関東地方250ミリ▽東北日本海側、北陸、東海地方、近畿北部200ミリの見込み。1時間に40〜60ミリの非常に激しい雨が降る所もある。低気圧は7日にかけて太平洋沿岸を北上するとみられる。大雨のピークは関東地方が6日夜まで、東北地方は7日朝までとなりそう。 また、東日本の太平洋側を中心に暴風や高波も見込まれ、最大風速は海上20〜25メートル、陸上15〜20メートルが予想される。 ◇交通機関に乱れ 大雨の影響で交通機関に乱れも出た。 全日空は、6日午前に羽田空港を発着する八丈島便など国内線6便を欠航した。東海汽船はこの日、熱海−大島などの超高速船便4本の欠航を決めた。 東京都内では奥多摩町と檜原村にまたがる奥多摩周遊道路(都道206号、19.7キロ)が午前9時から、大雨で全線通行止めとなった。 JR久留里線は正午現在、雨量が規制値を超えたため、上総亀山(千葉県君津市)−久留里(同)間で運休。JR鹿島線も強風のため延方(茨城県潮来市)−鹿島神宮(同県鹿嶋市)間で運休している。 ◇「中秋の名月」難しそう 6日は「中秋の名月」だが、夜も東北から中国地方までの広い範囲で大雨が予想され、全国的に月見ができるところは少なそうだ。 気象庁によると、夜間の天気の統計を取り始めた89年以降の17年間でこの日が晴れだったのは、福岡で1回、東京や札幌、仙台で2回、大阪と名古屋で4回と、ほとんど雨に見舞われている。 中秋の名月は旧暦8月15日で、現在は9月中旬から10月上旬の間の一日にあたる。しかし、このころは前線の活動が活発化する時期で、各地でわずかでも月を望める確率は5割ほどにとどまる。気象庁天気相談所は「雨で大気中のチリやほこりが除かれ、澄んだ空になるが、その分、雨雲が出やすい時期でもある」と解説している。【金田健、五味香織】 [ 2006年10月6日15時51分 ] |
関東甲信越で強い雨、北日本にも広がる見込み 関東地方の南海上にある低気圧の影響で、関東甲信地方は6日、強い雨に見舞われている。 低気圧は、発達しながら東北東に進んでおり、7日にかけて北海道や東北地方の太平洋側などでも雨や風が強まる見込みで、気象庁で警戒を呼びかけている。 気象庁の観測によると、降り始めの5日午前6時から6日午後3時までの主な地点の総雨量は、東京・三宅島阿古で330ミリ、埼玉県秩父市浦山で237ミリ、同市秩父で216ミリ、千葉県大多喜町大多喜で188ミリなど。東日本の太平洋側を中心に現在も1時間に10〜20ミリのやや強い雨が降り続いている。 7日午後6時までに予想される各地の雨量は、東北地方太平洋側で300ミリ、北海道太平洋側・オホーツク海側、東北地方日本海側で200ミリ、北陸地方で180ミリ、関東地方で150ミリ、甲信、近畿北部、中国、北海道日本海側で100ミリ。東北地方太平洋側では、1時間に40〜60ミリの非常に激しい雨を伴う所もある。 (読売新聞) - 10月6日19時24分更新22:31 2006/10/06 |
関東から東北で大雨と強風、けが人・交通機関も乱れ (読売新聞 - 10月06日 17:11) 発達しながら北上する低気圧の影響で6日、関東から東北にかけての広い範囲で大雨と強風に見舞われた。 神奈川県内で強風にあおられて転倒した歩行者ら7人が重軽傷を負ったほか、倒木が列車を直撃するなど、交通機関にも影響が出た。関東地方は連休中は晴天となる見込みだが、北日本は7日から8日にかけて、引き続き大荒れの天気となる模様。 東京都狛江市では午後3時ごろ、多摩川の中州にホームレスの男性(52)が取り残されたが、約1時間後に救急隊員に救助された。男性にけがはなかった。また、江東区豊洲6の工事用道路で午後4時20分ごろ、保冷車と軽自動車が浸水したトンネル内で動けなくなった。保冷車の男性運転手(61)が車内に閉じこめられ、約50分後に消防隊員に助け出された。 |
こちらから引用させていただいています |