12/28

紀香「気付いたら好きに…」 陣内と2・17挙式 (スポーツ報知)
 真剣交際が明らかになり、今月10日に兵庫・神戸市の生田神社で結納した女優の藤原紀香(35)と人気お笑いタレントの陣内智則(32)が26日、東京・二番町の日本テレビで婚約発表会見を行った。この場で初めて2ショットを披露した2人は、はにかむような笑顔で見つめ合うなどラブラブムードいっぱい。結婚式は結納と同じ生田神社で大安の2月17日に、新婚生活は挙式後に東京でスタートさせることも明かした。

 結婚報道から約1か月半。これまで沈黙を貫いてきた2人が、ついに喜びの笑顔を見せた。

 「陣内智則は、藤原紀香さんと来年の2月17日に神戸の生田神社さんの方で挙式させて頂きます」。陣内のあいさつを、笑顔で聞いた紀香も「ようやくこの時が迎えられたことをうれしく思います」と応えた。紀香の左手薬指には大粒のダイヤの婚約指輪がキラリ。陣内の左手首には結納返しのイタリアの高級ブランド・パネライの腕時計が。あいさつを終えた2人は、見つめ合い、改めて幸せをかみしめた。

 きっかけは7月放送の日テレ系ドラマ「59番目のプロポーズ」での共演だが、紀香は陣内のことを知らず、ネットでプロフィルを調べてクランクイン。第一印象は「連れてこられた宇宙人みたい。きょとんとしてました」。陣内にとっては、紀香は「テレビでしか分からない、想像上の人物」というほど雲の上の存在。しかし、陣内がクランクアップの時に、スタッフ、キャストらの前で連絡先を書いた手紙を渡して“公開アプローチ”。紀香も「ドラマ中は話してくれなかったけど、気持ちよかった」と連絡を取り交際がスタートした。

 大きかった2人の距離が縮まるのに時間はかからなかった。陣内は「話す中で、普通の女の子なんだなと。僕のことを考えてくれるし、仕事も人として尊敬できる」と徐々に身近な存在に。紀香も「自分が自分のままで、ありのままにいられる存在。自分でも不思議に思うけど、自然の流れで縁を感じました。気付いたら自然に好きになっていました」と心境を語った。「年内に報告したい」という2人の気持ちで設けられた会見に、陣内は「ようやくきょう、結婚できるんだという気持ちになれましたね」という素直な気持ちも語った。

 生田神社での結婚式は、紀香は十二単(ひとえ)と、白むくにおすべらかしのかつらを準備。十二単はすでに京都の職人に発注し、桓武平氏の伝統的な家紋「向かい蝶」を入れる。結婚式は親族を中心に少人数でつつましく挙げる予定で、後日入籍とともに日を改めて披露宴を行う意向だ。新婚生活は挙式後、東京でスタートさせるという。

 お互いの呼び方を陣内は「紀香さん」、紀香は「陣内…」と、戸惑うように呼び捨てで語って会場の笑いを誘ったが、紀香は「芸人の嫁になるんだから、一歩下がって、三歩下がってついていきたい」とおしとやかな妻が理想だ。陣内は「藤原紀香に嫁いだと言われないように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

 ◆藤原 紀香(ふじわら・のりか)本名同じ。1971年6月28日、兵庫県西宮市生まれ。35歳。神戸親和女子大在学中の92年、第24回ミス日本グランプリを獲得。雑誌モデルや東レキャンペーンガールなどで活躍後の95年、映画「BADGUY BEACH」で女優デビュー。以後フジテレビ系「ハッピーマニア」などドラマを中心に活躍。アフガニスタンを訪問し、写真展を開くなど社会貢献活動にも積極的。資格は英検2級、着物着付け3級。身長171センチ、血液型A。

 ◆陣内 智則(じんない・とものり)本名同じ。1974年2月22日、兵庫県加古川市生まれ。32歳。92年に兵庫県立高砂南高を卒業後、吉本興業の養成所「NSC」に入学。同期には中川家、たむらけんじらがいる。高校時代の同級生と漫才コンビ「リミテッド」を結成したが95年に解散。その後ピン芸人として活動し司会などでも活躍中。98年に「ABCお笑い新人グランプリ」優秀新人賞、2000年に「上方お笑い大賞」最優秀新人賞を受賞。168センチ、60キロ。血液型A。

[ 2006年12月27日8時1分 ]

婚約発表会見で笑顔を見せる女優の藤原紀香さん(左)とお笑いタレントの陣内智則さん=東京都千代田区で26日午後11時51分、佐々木順一写す

Yahoo!ニュース

こちらから引用させていただいています