4/22     
   

小中一貫校 日野学園で開校記念式典 東京・品川
 
 4月に開校した東京都品川区立の小中一貫校「日野学園」(同区東五反田)で22日、開校記念式典があった。区は今年度からすべての小中学校で従来の「6・3」制にとらわれない9年間の一貫教育をスタートさせたが、同学園は施設が同じ敷地にあり「小中一貫」のシンボル的存在となっている。
 同学園は、旧第二日野小と日野中が一緒になり、同小の敷地に新たに小中学校の校舎が建設された。新校舎地下2階の体育館で開かれた式典には、1年生から9年生まで全校児童生徒約560人が出席した。高橋久二区長が「一人一人が個性や能力を伸ばせるような教育が求められている」とあいさつした後、各学年の代表者が壇上に立ち、「小中一緒に行事や部活動をするのが楽しみ」などと期待や抱負を語った。
 同区は学校選択制を導入しており、同学園では入学希望が定員を上回り、抽選で入学者を決めるほどの人気となった。
 区は、区内の小学から中学への移行をスムーズにすることなどを目指して、勉強内容や教育方法を1〜4年▽5〜7年▽8〜9年−−の「4・3・2」の三つで区切る。【安高晋】
(毎日新聞) - 4月22日17時18分更新

Yahoo!ニュース

こちらから引用させていただいています