関東各地、未明に20度超…9月下旬並み陽気
12月22日13時53分配信 読売新聞



正月飾りが施された浅草仲見世を上着を脱いで歩く観光客(22日午前)=加藤祐治撮影

 日本列島の南海上から暖かい空気が入り込んだ影響で、関東や東海地方では21日夜からの高い気温が22日未明になっても下がらず、同日朝は9月下旬並みの陽気となった。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が日本海にあるため、暖かい南寄りの風が関東や東海地方に吹き込んだ。このため、22日未明から早朝にかけて、東京都八王子市で20・8度、さいたま市と神奈川県小田原市、三重県尾鷲市で20・7度、千葉県館山市で20・1度など軒並み20度以上を記録した。

 東京・大手町では、21日は日没後の午後6時には17・9度まで下がったものの、その後気温が上昇し、22日午前4時前に19・9度を記録。この後は午前7時51分に18・4度まで下がった。これは12月に観測した「午前9時までの最低気温」としては、「(東京・大手町では)過去に例がない高さ」(気象庁)になった。

 同庁では、22日夜は冬型の気圧配置になるため一気に冷え込み、平年並みの寒さに戻るとみている。

 東京都中央区の日本橋三越本店ではこの時期、正午ごろからつけている館内の冷房を、この日は開店前の午前9時半から稼働させた。

最終更新:12月22日15時58分

 

Yahoo!ニュース

こちらから引用させていただいています