東京・埼玉など7日連続猛暑日、熱中症で6人死亡
7月25日22時50分配信 読売新聞

 25日も各地で「猛暑日」を観測した列島。

 最も暑かった岐阜県多治見市の38・1度のほか、浜松市と岡山市で37・9度を記録。関東では埼玉県越谷市で36・0度、東京都練馬区で35・4度といずれも7日連続の猛暑日となった。

 読売新聞の集計では、17日以降熱中症とみられる死者は81人、病院に搬送された人は全国で8500人を超えた。25日も6人が死亡し、埼玉県で少なくとも61人、東京都で65人以上が救急搬送された。

 海や川での水難事故も相次ぎ、読売新聞の集計では、北海道や神奈川、千葉など1道8県で少なくとも9人が死亡、1人が意識不明の重体となった。

 神奈川県三浦市の金田湾沖では同日午前、マラソンスイミング大会に参加していた東京都江東区の無職松本栄さん(64)が急に体調を崩し、救助役の船に引き揚げられたが、搬送先の病院で死亡した。

 千葉県富津市の富津岬沖では、海に入って遊んでいた東京都荒川区の会社員小林元治さん(53)がおぼれて死亡。岐阜県本巣市の根尾川では、同級生と川遊びをしていた同県山県市の高校2年の守田雄太さん(17)が流され、死亡した。 .最終更新:7月25日23時23分
熱中症死者、半数は屋内…65歳以上が大半
7月26日3時2分配信 読売新聞

 全国的な猛暑は25日も続き、岐阜県多治見市で最高気温38・1度を記録したのをはじめ、全国921の観測地点のうち、96地点で35度以上の「猛暑日」となった。

 埼玉県、千葉県、兵庫県、奈良県では、熱中症とみられる症状で同日夕までに計6人が死亡した。

 読売新聞の集計では、関東などで梅雨明けした17日〜25日夕に、熱中症が原因とみられる死者は全国で81人。65歳以上が大半を占める。半数以上の45人が自宅など屋内で死亡しており、25日に亡くなった6人中5人も屋内で発症していた。

 日本救急医学会の調査では、高齢者の熱中症の半数が室内で起きている。介護を受けている人など活動が少ない人ほど重症が多い傾向があるという。気象庁によると、26日以降の1週間の気温は、全国的に平年並みか平年より高くなる見込み。同庁は「屋外はもちろん屋内でも熱中症に厳重な警戒が必要」と呼びかけている。 .最終更新:7月26日3時2分

Yahoo!ニュース

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